2015/01/24
朝4時過ぎ起床。起きてメールを読んでいたら、フロントから電話が来て、迎えが来てるから早く来いとのこと。5時20分じゃなくて4時20分だった？ともかく起きててよかった。
あわてて着替え、最後の荷物をスーツケースに詰めてフロントへ。チェックアウトして、車でナーグプルへ出発。
少し走ったところで停まったので何かと思ったら、屋台があって、チャイを飲まないかということだった。1杯もらう。20ルピー。
その後給油をして、本格的にスタート。
外は霧。さすがに車が少ないので運転しやすそうではあるが、長距離トラックが多くて、しょっちゅう警笛を鳴らして追い越す。途中の山の中では、霧が深くて視界が悪く、ドライバーが「霧で運転が遅いんだ」といいながら山道を60km/hぐらいで走っていく。
7時を過ぎると明るくなってくるが、まだ霧が深い。
途中に何カ所か検問のような所がある。有料で金を払っているゲートもあったが、ただゲートがあるだけで何もしてない所も多い。何のためにあるのだろう。
あからさまに過積載なトラック。結構多かった。
途中トイレ休憩とかないのかなと思ったら、道ばたでドライバーが車を止める。予想通り立ちション。
ジャバルプルからナーグプルまでは大きい街はない。途中何度か集落を通ったが、ぶっ壊れそうな瓦を載っけた扉も窓枠もない家とか、材木の骨組みにぼろ布の屋根の下で袋入りスナックを売ってる屋台とか、そういう感じ。
途中の山の中には猿がたくさんいた（撮影できなくて残念）。ニホンザルによく似ていたが、どういう種類だろう。
ドライバーは途中3回立ちションしただけで、後は休みなく走る。9時半近くになってようやくナーグプルの街に入る。
ナーグプルはこの辺では一番大きい街らしく。確かに大きい。ジャバルプルと比べても明らかに都会。交通事情は似たようなもんだが、信号が多いのが大きな違い。
10時過ぎにようやくナーグプル空港へ。結局6時間以上かかったが、途中特に飽きることもなく、楽しい移動だった。
例によって中にはいるにはEチケットとパスポートのチェックがある。中に入ってカウンターをチェック。まだ早いので、カウンターが開いていない。いすに座って、買ってきたマフィンなどを食べながら日記を書く。
11時過ぎにチェックイン開始。ここの空港は仙台空港と同じく、預ける荷物をまずセキュリティに通してチェック済みシールを貼り、それをチェックインカウンターに預ける。今回の航空会社はIndiGo。スーツケースは来るときよりも10kg軽いのだが、それでも重量超過なのでお金を払う。クレジットカードが認証されず、やむを得ず現金。
セキュリティゲートを通って出発ロビー。チェックインカウンターよりも出発ロビーの方が店とかあるんだろうと思って入ってみたが、そうでもなかった。
せっかくなので、食い物を売っているところで春巻きみたいなものとカツみたいなもの、あと水を買ってみた。どちらもベジタリアン用のようで、中身はよくわからない。カツの方は後を引く辛さ。
予定搭乗時刻より少し早く乗り込み。
乗り込む直前にも手荷物検査（今回は係員が直接中を開ける）と金属探知機によるボディチェックがある。この厳しさは何なのだろう。
乗り込んだら直ちに寝る。隣の席に人がいたはずなのだが、離陸後に目覚めたら誰もいなかった。機内食代わりにクッキーが配られる。
クッキーを食べて、さらに寝ていく。なんか悪夢をみた気がするが、よく覚えていない。14時過ぎに無事デリー空港に着陸。
国内線なので入国とかはなく、荷物も無事受け取る。今回は日本大使館の車が国際ターミナルまで送ってくれるはずなのだが、先日うかつに空港の外に出て迎えの人を見逃してしまったので、用心して建物の中で様子をうかがう。私の分に限らず、お迎えらしい人はいない。
以前もらった書類では、（航空会社はスパイスジェットだけど）2番出口の前で待っているという記述があった。念のため出口番号を確認しようとしてみたが、中からは出口番号がわからない。仕方なく一歩外に出て振り返って番号を確認したら4番だった。
まずいかなと思って中に引き返したら、銃を持ったおっさんに「中に入るな」と言われる。書類を見せて「2番出口を探してる」と言ったら、「ここには4番からの出口しかないよ」と言われる。あきらめて外に出る。いやな予感。
外には迎えの人がたくさんいたので、確認したところ私の名前があった。予感が当たらなくてよかった。と言うことで大使館の車で国際ターミナルへ。
国内線のターミナルから国際線までは車で15分ぐらいかかった。送迎がなかったらどうやって移動するんだろう。シャトルバスとかあるのかな。
Eチケットを見せて中に入ろうとしたのだが、印刷したときに正しいフォントがなかったらしく（後で調べたらMSゴシックだった）出発時間が切れていて載っていない。仕方ないのでPC上でPDFを表示して見せる。すると、出発ロビーには出発6時間前からしか入れないとのこと（出発は25時過ぎなので、11時間ぐらいある）。一瞬途方に暮れたが、そういう人向けの待合室があるそうだ。やったね。
ということでVisitor's Loungeへ。
比較的空いていて快適。コーヒースタンドでチャイを買って飲み、座って仕事。
大学の概算要求に入れる建物の設計を最初からやり直すことになり、その作業をする。
入り口のカウンターではEチケットの印刷サービスをしているとのことなので、PCに入っているEチケットのPDFをフォント埋め込みで作り直し、USBメモリに入れて持って行く。カウンターでやっている印刷というのは予約番号を入れて印刷するものだったらしいが、係りのお姉ちゃんが「自分でやってちょうだい」という感じだったので、自分でPDFを印刷。今度はちゃんと出発時刻も印刷されている。30ルピー。
4時間ぐらい作業したところで煮詰まってきたので、1階の到着ロビーへ。待合いラウンジと到着ロビーは行き来できるのだ。到着ロビーには、コーヒーショップやレストラン、おみやげ屋などがある。
一通り物色した後、インド料理のファストフード屋へ。
Masala Dosa Comboという定食を頼む。クレープのごつい奴みたいな皮の中にカレー味のポテトが入ってるものと、味付いてないドーナツ（ヴァダ）、白いスポンジケーキ（イドリ）。ドーナツとスポンジケーキはホテルのレストランの朝食でも出ていた。あとカレー味スープ。結構いけるし、量も適正。ホテルの近くにこういうのを出す店があったらよかったのになあ。飲み物はコーヒー。
食べた後、おみやげ屋でお菓子とマサラチャイを買う。それからラウンジに戻り、PCを充電しながらポメラで日記を書く。
1時間ほど充電をしてPCがほぼ復活したので、建物の設計の続き。なかなか難しいが、通算5時間ぐらいの作業でなんとか形になってきた。
21時過ぎに、残り6時間を切ったので出発ロビーへ。
今度はビジネスクラスのカウンターでチェックインして出国へ。出国手続きは異様に遅く、30分ぐらい並んだ。今回は異様に時間があるので何とも思わなかったが、急いでるときにはつらいだろうなあ。
デリー空港の出発ロビーはなかなかきれいにディスプレイされている。
時間があるので、夢のVIPラウンジへ。
軽食のビュッフェと飲み放題のバーがある。飲みすぎてもあれなので、インド産のウイスキーを1杯飲んで、後はつまみとコーラ。
しばらくPCで原稿チェックをした後、日付が変わるあたりで限界に達して仮眠。
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