2014/06/24

 
半分ほど飛んだところで、なんかカシャカシャ音がするなあと思ったら、CAがポップコーンを配っていた。プラスチック袋がカシャカシャ音を立てる。目が覚めたので水とポップコーンをもらう。サービスはいいのだが、もうちょっと静かなおやつを配れないものか。
 
そんな感じで寝たり起きたりしながら、残り1時間半ぐらいのところで朝食(?)。日本時間7時ぐらい。和食、洋食(ヨーロッパ風)、洋食(アラビア風)が選べたのでアラビア風で。シャクシュカ(スパイス入りのスクランブルエッグ)、ハンバーグ、パン、果物、ヨーグルト。

 
現地時間朝3時半(日本時間8時半)にアブダビ到着。

 
節電節水の看板。

 
次の出発ゲートまでだいぶ歩く。途中セキュリティゲートがあるのかと思ったらなくて、そのまま出発の待合い。

 
出発ゲート付近はすごい雰囲気。なんだこれ。

 
円形の待合いコーナーの下の階は免税店。

 
おもしろいのでぐるっと回って店を眺め、あとは座ってメールの読み書きと仕事。途中レッドブルとかよくわからないレモンミントジュースとか買って飲む。レッドブルのおかげで目が覚める。
 
6時過ぎ、待合いに急に人が多くなってきた。7時過ぎには椅子がいっぱいで座れない人もでる始末。特に中国人が多い。
 
搭乗開始時刻は8:30なのだが、8時近くになってもフライトインフォメーションにアテネ便の情報が出ない。ちょっと不安になったので、ともかく出発ゲートまで行こうということで移動。チケットに書いてあるゲートは18番で、1つ下の免税店の階から行くことになっていたのだが、行ってみると扉が開いていない。係員がいて、18番ゲートに行きたいというと、14番ゲートの列に並べという。何かイヤな感じ。

 
列に並んでいるところで係員らしい男に聞いてみたら、18番ゲートには上の階の8番に行けという。仕方ないので1階上に戻って8番ゲートの列に並ぶ。しかし8番ゲートの列はパリ行きとしか書かれてない。また係員に聞いたら、今度は第3ターミナルの53番ゲートに行けという。今度は本当だろうな?念のためアブダビ空港のウェブサイトで確認すると、アテネ行きは53番ゲートになっていた。
 
最初にアブダビ空港に着いたときに延々と歩いた道を戻る。さっきまでいたターミナルを外側から眺めるとこんな感じ。

 
途中セキュリティゲートをくぐって第3ターミナルへ。第3ターミナルのゲートはやたらと混んでいて、歩くのも大変だった。
 
こちらのターミナルも通り道の途中に免税店があって、免税店を通らないと移動できないようになっている。

 
そんなわけで人をかき分けながら53番ゲートへ。今度はアテネ行きの表示がある。一安心。

 
今回乗るのは9時20分発の便で、8時30分までにゲートに来いとチケットには書いてある。もうその時刻を過ぎていて、ゲートには人が並び始めている。今回はボーディングブリッジではなくてバスでの移動になるようだ。

 
ところが、いっこうに列が進まない。ここまで来れば乗り遅れることはないからいいけど。9時15分頃ようやく列が動き始めて、バスに乗る。

 
バスはそのまま15分ぐらい空港の中を移動。いったいどこまで行くのかと思ったが、ずーっと橋の方にある飛行機の前で止まる。飛行機がエティハド航空のものではないので、機体に何かトラブルがあって急遽機材を交換したのかもしれない。

 
機内に入り、ちょっと席を間違ったりしたけれど、特に問題なし。そのまましばらく寝る。
 
離陸のために動き出したところで目が覚める。寝始めてから30分以上たっており、全体では約1時間遅れのようだ。アテネでの乗り継ぎには余裕があるので問題ない。
 
飛行機はだいぶ滑走路まで移動した。アブダビ空港では新しいターミナルを建設中らしく、砂っぽい飛行場の中に巨大な建物の骨組みがあって、何台ものクレーンが作業をしていた。
 
10時半頃ようやく離陸。上から見るアブダビは砂色でほこりっぽく、いかにも沙漠なんだなあと言う感じ。写真が撮れないのが残念。
 
機内ではしばらく機内オーディオを聞きながら仕事。最初にArabicということでアラブの音楽を聴いてみたが、たまたま聞いた奴がおじさん演歌みたいだったのでやめて、Indian のカテゴリの中のIndian Oceanというグループの The Very Best of Indian Ocean を聞いてみた。結構いい。昔よく聞いていたカッワーリーにちょっと似た感じ。帰ったらCD買おうかな。
 
11時過ぎに昼食。チキン(アラブ風)ラム(ギリシャ風)パスタ(ベジタリアン)が選べたのだが、ラムを選ぶ。ラム肉の煮込みと豆のトマトソース、よくわからないサラダ、パン、クラッカー、ラズベリーのムース。飲み物は赤ワインを選ぶ。昼間っから飲む酒は最高だぜ。ラム肉と豆はよく煮込んであってうまい。ムースは甘さ控えめで、ちょっとスパイシーな変わった味がした。

 
14時過ぎにアテネ着。いい天気。

 
入国は特に書類も書かず、ハンコ押すだけで通る。荷物も無事に出てきた。
 
乗り継ぎにあまり余裕がないので、すぐに出発ロビーに移動。インフォメーションでチェックインカウンターの場所を聞いて移動。
 
エージアン航空のカウンターでセルフチェックインし、荷物を預ける。

 
それからすぐにセキュリティゲートを通り、出発ゲートへ。

 
飛行機のチケットには15:20ぐらいに搭乗開始と書いてあったが(飛行機は16時発)、15:30を過ぎてゲートに一が並び始めても、いっこうに搭乗が始まる気配がない。ああ、このless organizedな感じは・・・17年前に感じたのと同じ、あの感じだ。きっと出発時刻あたりから搭乗が始まるんだぞ。

 
果たして18時ごろに搭乗開始し、40分遅れぐらいで出発。私は登場後直ちに寝て、飴が配られたときに起きる。

 
天気は良く、低空飛行なので島がよく見える。

 
飛行時間は1時間もないのだが、途中飲み物が配られる。オレンジジュースを頼んだ。
 
17時20分頃にイラクリオンに到着。

 
タクシーの迎えを頼んであるので、飛行機が遅れたのがやや心配。荷物がなかなか出なくてちょっと気をもんだが、無事荷物を受け取って外へ。
 
外ではタクシーの迎えの人が名前の札を持って待っているはずなので探す。到着ロビーから外に出たところで私の名前の札を持ったおっさんが座っているのを発見。よかった。
 
そのおっさんは迎えだけの人だったらしく、そこからタクシー運転手にバトンタッチ。

 
予約では乗り合いのシャトルと言うことだったが、来たのは普通のタクシーだった。海沿いの道を通って、20分ほどで今回の目的地のヘルソニッソスへ。

 
今回泊まるのはHersonissos Palace Hotelというホテル。ちょっと想像より小さかったが、プールもあってなかなかいいホテル。

 
予約の時はあまり気にしなかったが、今回は全部付きプランということで、朝昼夜ともに全部ビュッフェが食べ放題飲み放題だった。遊園地でよくあるような、宿泊客の証拠の輪っかを腕にはめられる。

 
ホテルについて一段落したところで夕方18時ぐらいだが、まだ日は高い。とりあえず会場を確認したいということで、日焼け止めを塗って出発。

 
ねこ発見。

 
島の中程にある岩山がよく見える。

 
今回の会場はCreta Marisというホテルだが、ホテルの正確な位置がよくわからない。それとおぼしきところに行くと、Creta Maris Convention Centerという看板がある。きっとそっちだろうということで行ってみる。

 
あちこちに花が咲いている。

 
Convention Centerは山の上にあって、ちょっと登る。結構立派な建物だ。HCIIの看板を見つけて一安心。

 
この後レセプションがあるはずで、表ではその準備をしている。

 
受付はもう閉まっているはずなので、仕方ないけどレセプションはパスか、と思ったが、念のため受付に行ってみるとまだやっていた。その場ですぐ受付をすませる。

 
会場からは海が一望できる。いかにもギリシャらしい眺め。

 
19時半頃からレセプション。なぜかドローンを取ばしている人がいる。

 
Plenary sessionを聞き終わった人たちが続々と出てきた。

 
レセプションといっても、肉あり野菜あり酒ありで結構立派。

 
和歌山大の西村先生ほか和歌山大ご一行とご一緒する。

 
前の方ではテクノっぽい音楽から民族音楽まで。踊りのパフォーマンスもある。

 
21時頃会場をでる。もうだいぶ酒を飲んでいたのだが、日大の北原先生ともう少し飲みましょうということで、海の近くのレストランでビール。

 
テレビではワールドカップの日本−コロンビア戦と、ギリシャ−コートジボアール戦をやっている。ギリシャ戦で店内が盛り上がる。
 
22時ぐらいに終了。帰る途中でスーパーマーケットに寄り、アイスクリームと地図を買う。

 
ホテルに戻り、私はそのままダウン。鈴木君はそのあとワールドカップを見ていたようだが、日本が負けて残念。

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