12月18日(土)


朝5時半起床。朝の支度の後、出発の準備。インターネットに接続してメールを読んでみるが、重要なメールはない。

7時に朝食。昨日に続いてインスタントラーメン。今日は Chicken Sausage のトッピングを頼んでみたが、昨日と同じに見えるのは気のせいか。

今日は帰国便が夜なので、昼の間は観光。しかし、昨日思いがけず市内観光をしてしまったので、見たい場所も特に思いつかない。そこで、1日時間がつぶせる場所として、シンガポール動物園に行くことにした。

あまり早く出発しても動物園が開いてないかもしれないので、私がその辺を調べて咸さんと安斎くんに連絡することにして、朝食後部屋へ。情報をネットで調べると、8時半開園らしい。しかし、そんなに早く動物園に行ってもなあ。ぜひ動物が見たい、というほどでもないし。ややゆっくりしようということで、9時出発で二人に連絡する。

予定より1時間ほど時間が空いたが、インターネット接続が切れてしまったので、査読の論文を読んで過ごす。

9時にチェックアウト。夕方まで荷物をホテルで預かってもらう。

動物園までは公共交通機関だと不便なので、タクシーで行くことにする。ちょうどホテルの横に空車のタクシーが待っていたので、それに乗って出発。

「シンガポール動物園まで」というと、運ちゃんは「みんなはカジノに行くのに、あんたらは動物園か」みたいなリアクション。話好きな運転手で、いろいろ話をしながらハイウェイを通って動物園まで。

30分ちょっとで動物園まで。すでに客がたくさんいて、朝食を食べている人も多い。
 
入園+乗り物に乗れるパスを買う。27ドル。


中に入ると、いきなりエイとタマリンがいる。


ワニ、謎のサル、謎の小動物、バビルーサ、バクと見たところで、船に乗って園の反対側へ。


船での移動は風情があるが、特に何か珍しいものが見えるわけではない。あくまで風情ね。


園の反対側はまず類人猿エリア。チンバンジーが棒で果物を器用に採りだして食べていた。


その隣はテングザル。


飛ぶ生き物エリアは網で囲われている。


鳥、チョウ、キツネザルなどが飼われている。池では淡水のエイが泳いでいる。足下にはmouse deer(マメジカ)。


枝ではフタツユビナマケモノがのっそり動いている。別の枝ではワオキツネザルが喧嘩している。
 

天井にはオオコウモリ。


白と黒のがのっそりすわっている。こいつ誰だっけ。


囲われたエリアを出て、猫エリアへ。こいつはジャガー。


ここで、象のショーがある時間なので、流れに沿った見物を中断し、トラムで象エリアの近くまで。

象のショー会場に行ってみると、もうすでにかなり人が集 まっていた。11時30分開園だが、11時15分頃行ったので、まだ席があった。最終的には席は満席で、立ち見も多かった。
  

ショーは12時頃終わり、何か食べたいので食堂に向かって歩く。途中アウトバックコーナーを通る。カンガルーが寝そべっている。

エミューとか謎の鳥とかが 歩いている。


その先はコビトカバのコーナー。その先の水たまりにはアリゲーターガーが泳いでいる。
 

ホワイトタイガーのコーナー。全部で3頭。うち1頭は泳いでいた。虎って泳ぐのか。
 

ここで食堂に着いた。真っ昼間で、2つある食堂の1つは込んでいて席がない。もう一つのちょっと高級な(といってもセルフサービスだが)方に行ってみた ら、がらがらでほとんど人がいない。大丈夫なのかとちょっと怪訝に思いつつ、とりあえず席を取る。


ここのレストラン(Ah Meng Restaurant)は、レジで注文して金を払ってから、注文した食事に対応したコーナーに行って、係員に食事をよそってもらうというシステム。ちょっとわかりにくい。咸さんと安斎くんは、エスニックに飽きたのかスパゲティミートソース。私はカレーとチキンのセットをとった。


1時過ぎに食べ終わり、再び見物。最初にギボンとフラミンゴ。
 

次に、この動物園の目玉であるオランウータン。残念ながら近くまではきてくれなかった。


アフリカコーナー。サイ、エラン、ニャラ、ヌー、シマウマなど。
 

ダチョウとミーアキャット。
 

再び猫コーナーに戻ってきて、ライオン。チーターもいたが、写真が撮れなかった。


その横はキリン。


歩き疲れてきたので、お休みコーナーでアイスを買って一休み。


そこからヘビ館。ニシキヘビ。しましま。ツチノコそっくりの奴とか。
 

キングコブラ。思ったより地味。


海の仲間コーナー。ペリカン。マナティーはでかい。
 

ちょっと戻ってクモザルとコロブス。
 

ラングール。


マントヒヒコーナー。原住民チックな建物が。ボスザルは交尾に余念がなかった。
 

マントヒヒの上にはアイベックス。


16時くらいまで見物するつもりだったのだが、雨が降ってきたのと疲れたのとで、早めに退園。

さて帰ろうと思ったら、タクシー乗り場に長蛇の列。これだけ客がいるのに、タクシーは五月雨式にしかやってこない。タクシー乗り場に並ぶのが嫌で、自前でタクシーを呼んでしまう客が多く、そのためにますますふつうのタクシーが来なくなっているようだ。咸さんがタクシーを呼ぼうと電話をかけたが、全部出払っているということで拒否された。


しかたないので20分ほど待って、ようやく乗ることができた。ちょっと高級なタクシーで、やや値段が高め。仕方ないね。


車内には「ドリアン禁止」。さすが高級タクシー。


4時過ぎにホテルに戻り、荷物をピックアップ。今度は電車で空港まで。

ラベンダーからタナ・メラまで行き、そこで乗り換えてチャンギ空港。所要時間20分ぐらいか。

ちょっと早いけど、咸さんと安斎くんは荷物をチェックイン。何か軽く食べようということで、ピザハットに入る。私はSpagetti Aglio Olio(要するにペペロンチーノにエビが入ったスパゲティ)と、セットでスープとアイスティー。ほか2名はピザとサラダとペプシ。


食べ終わった後、咸さん・安斎くんと分かれる。日本まで無事着いてくれよ。

二人と別れた後、チェックインカウンターの近くでしばらく日記を書く。17時半頃チェックインカウンターが空いたので、チェックインして荷物を預ける。係員はインド系の顔だが、日本語で対応してくれた。ちょっと違和感。

荷物を預けたら、すぐに出国して、おみやげ屋をちょっと見て回る。チャンギ空港は大きくて店もたくさんあるが、地元のおみやげっぽい店はほとんどなくて、免税店・電器屋・本屋・カフェだけみたいな感じ。空港でドリアンケーキとか売っていれば、間違って買う奴がいて楽しいのに。なんか変なクリスマス飾りが置いてあった。


悩んだあげく、おみやげは断念してスタバ。コーヒーと、ラズベリーオールドファッション。このドーナツはラフレシアに似ていると思うんだけど、どうだろうか。


コーヒーを飲んでドーナツを食いながら日記を書く。今日は日記と言っても動物園だからなあ。見学ルートも構造化されてないし、後から写真を見ても「これ誰だっけ」状態。なんかもう文章は適当で、あとは写真だけ並べよう。

20時15分頃スタバを後にして出発ゲートへ。出発ロビーの売店やカフェにいても、出発便のアナウンスとか一切ないので、ちょっと不安。ありえないと思ってはいても、時計が1時間狂っていたらどうしよう、とか。

チャンギ空港は、各出発ゲートにセキュリティゲートが付いている。今回はターミナルの端だったので、そこまで歩いてゲートに入ろうとしたら、まだ早いので待てと言われて入れてもらえなかった。搭乗時間まで1時間を切っているのだが。しかたないのでセキュリティゲートの前のいすに座って日記を書く。


21時50分頃、セキュリティゲートが入れるようになったので、中に入ってさらに日記を書く。ボーディングパスには搭乗時刻が21時30分と書いてあった のだが、その時間になっても何も起きない。45分頃にようやく優先搭乗が始まる。JALの運営は今一つだなあ。British Airほどではないが。


というわけで搭乗。今回はあまり混んでなくて、隣の席が空席。ありがたい。搭乗後直ちに寝る。

23時過ぎに飲み物の配布で起きる。「水」と発話したら「ビール」と認識されたので、そのままビールを飲む。きっとビールの事前確率が高かったのだろう。 あとはクッキーとおつまみ。

食べ終わったらまた寝る。

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