2016/4/2（土）
朝2時半頃目が覚める。日本時間だと6時ぐらいなので、時差調整を兼ねてそのまま起きる。
処理が必要なメールの案件がいくつか溜まっているのでまとめて返信。その後日記を書く。
6時頃停電。相変わらず断水はしているのだが、停電はちょっと嫌だなあ。外は比較的明るいので、窓を開けて作業を続ける。停電は40分ぐらいで復旧した。日記をHTMLに変換する作業など。
帰国に向けて荷物をまとめ、8時少し前に朝食。今日は芋コロッケ的なやつ（アロ・パコラか？形がちょっと違う）が出た。これを3つ食べて結構おなかいっぱいになったので（シリアルも食べた）、トーストは遠慮した。
9時にAyanさんとRohit君が来て、成績の最終確認。答案に名前を書いていない人がいたりするのをチェックして、成績を最終報告用紙の神Excelに入力したりするのに手間どり、最終的に1時間半ぐらいかかる。最終成績報告書にサインして、これでようやくインドでの業務が完全に終了。あとは帰るだけだ。
時間まで日記を書いたり。12時過ぎにシャワーを浴びる。これが最後だ。
シャワーが終わって着替えてるときに電話が来たので慌てて出る。まだ13時前なのだが、昼食ができたから来いという。13時に出る予定を伝えてあったので、早めに昼食を作ってくれていたのだ。せっかくだから食堂に行って最後の昼食を頂く。
13時をちょっと回って、ガネーシュ氏の車で空港へ。今回世話をしてくれた大学院生のロヒット君が同行。
10分ほどで空港。お別れを言って、空港に入る。
ジャバルプル空港を出発に使うのはこれが初めてだ（去年は飛行機が欠航になったのでナーグプルまで行った）。ジャバルプル空港は小さくて、中の売店はこれだけ。
とりあえずチェックインに並ぶ。なんだか知らないが一人ずつに時間がかかっている。
セキュリティゲート前の待合でしばらく待つ。
そのうちセキュリティゲートが開いたので、中へ。中は単なる待合で、バスに続く出口には格子があり、収容所的な雰囲気が漂う。
14時過ぎに飛行機へ。
飛行機の中に入り、直ちに寝る。飛行機は満席に近く、隣も人がいる。
飲み物の配布で目覚める。期待していなかったが、食事も出る。飲み物はコーヒー。食べ物はピーマンのサンドイッチ。ベジタリアンだが、久々にカレーじゃないものを食べた。
ふと気がつくと、座席の「シート下に救命胴衣があります」表示がドイツ語だった。ルフトハンザから買った中古の飛行機なのだろうか？それにしてももうちょっと手をかけても良さそうに思うが。
デリーに近づいて、高度が下がると街の様子が見えてくる。デリーの街の様子は、なんか他の都市に比べてこちゃこちゃしている感じがする。
少し気をつけてみていると、建物の形が入り組んでいること、屋上がデコボコしていることなどでフラクタルな感じのテクスチャになっていたようだ。上空から見た都市画像のフラクタル次元、みたいなことにちょっと思いをはせた。
16時ちょっと前にデリー空港に着陸。バスでターミナルへ。
国内線到着のところに印を結んだ巨大な手。これと同じものが国際線の入国審査のところにもある。以前から面白いと思っていたが写真が撮れなかったのだ。
荷物を受け取って到着ロビーへ。ここから国際線に乗り継ぐのだが、国際線の方向がわからなくて係員に聞いたりした。言われた方向に歩いて行くと（最初に聞いた場所の反対側だった）、見覚えのある風景。
そこで係員にEチケットとパスポートを見せ、エスカレータを登って国際線の出発ロビーへ。
チェックインはすぐ終わり、出国審査とセキュリティチェック。出国審査では一人一人にやたら時間がかかっている。私の番の時も、通常は判子押して終わりなのだが、ここでは係員が端末に入力して何かを調べているようだった。
セキュリティチェックを終わって出国。
出発まで2時間ほどある。まずお土産を買う。「インドの本質的な油 (Indian essential oil)」ではなく、自宅用にはこれまで食べたようなベジタリアンカレーのレトルト、研究室にはお菓子を買う。レジで「今ならスニッカーズを買うとお買い物が無料になるクジ付きです」といわれてスニッカーズを買ってクジは外れた。なんか騙されたような気がする。
今回もラウンジが使えるので行こうと思ったのだが、場所がよくわからなくて迷う。工事中っぽい細い通路を通ってエレベータを登ったところにラウンジがあった。
ラウンジに来たら肉と酒だと心に決めていたので、とりあえず肉＆酒。一週間かけて溜まった功徳がみるみる失われていくのを感じる。
出発時刻の30分前ぐらいに搭乗ゲート付近に移動。
19時15分頃搭乗。シートは来たときと同じネットカフェ的な席。酒が入っているのですぐに寝る。
（ここから日本時間へ）
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