2015/01/17
朝5時半起床。夜中の4時頃に妻の寝言で目が覚め、それから眠れなかった。ちょっと具合が悪い。
着替えて顔を洗い、コーヒーとバナナだけで朝食。5時50分頃出発。スーツケースは事前に宅配便で空港に送ったのだが、向こうで配る大学のパンフレットが手持ちで重い。
外はあまり寒くない。今日はセンター試験の日なので、受験生も運営もほっとしているだろう。北四番丁から地下鉄で仙台。
仙台駅で切符を買い、コンビニでお茶とベーグルサンドを買う。ちょっと時間があったので、待合室でベーグルサンドを食べる。
6時36分の電車で東京まで。
福島あたりで日の出だったが、霧が深い。
車内ではずっと授業のスライドを作っていたが、大宮あたりで具合が悪くなってきたので一休み。
8時過ぎに東京で、8時半の成田エクスプレスで空港第2ビルまで。やはりスライドを作りながら行く。
9時半のちょっと前に成田空港。比較的空いている。重いのでまずカートを確保。
出発ロビーへ。
まずスーツケースを受け取るが、チェックインカウンターの反対側の端なので結構歩く。今回は食料だの水だのをいろいろ持ったので、うちにある最大の（普段は大きすぎて使っていない）スーツケースを使った。持ってきたパンフレットとかをすべてスーツケースに詰めて、ものすごい重さになる。大丈夫なのか。
ターミナルを半分戻ってチェックイン。エアインディアのカウンターは結構混んでいて、15分ぐらい並んだのだが、チェックインしてみたらビジネスクラスだった。
スーツケースも30キロ以上あってふつうならオーバーウェイトなのだが、ビジネスなので問題なし。係りのお姉さんに「次はビジネスのカウンターに並んでくださいね」と言われるが、次はもうないかもしれない。ラウンジの利用券ももらったが、あまり時間がないので使っている暇はないだろうなあ。次回使うわけに行かないんだろうか。
直ちに出国。問題なく出発ロビーへ。買うものも食べるものもないので、すぐに出発ゲートに移動。出発ゲートまで長いな。
出発ゲートの前では、そこで出発する客の荷物チェックとボディチェックがある。こういうのは初めてだ。この辺でもそんなことをしているのはここのゲートだけなので、インドがやばいということなのか。そうなのか。
乗り込み時刻は10時45分となっていたが（出発は11時半）、少し遅れて搭乗開始。ビジネスなので先に行けて快適。
というわけで長距離線での初ビジネス。広くてとても快適なのだが、広すぎてシートベルトをしていると荷物に手が届かないのと、モニターが遠くて何が書いてあるか読みにくいのがちょっと問題。
ウェルカムドリンクでスパークリングワインをもらう。
ワインでちょっと酔っぱらって、出発まで少しリラックス。ほぼ時間通りに出発した。
安定飛行に移ってから、飲み物とおつまみが配られる。赤ワインを頼む。おつまみはデフォルトで3袋。
そのあと、オードブルみたいなものも配られる。ワインのボトルはグラス1杯半ぐらいなのだが、アテンダントが気をつかっておかわりを持ってきたので、すっかりバルマーピークを過ぎてしまった。
それからしばらくして昼食。カレーを頼んだ気がしたのだが、なんかおつまみっぽいのしかない。皿のもの（下がパンでサンドイッチのようだが食べにくい）はまあまあおいしい。パンはパサパサしている。
漬け物でワインを飲んでいると、カレーが配られた。カレーは別だったのか。おいしいけどちょっと多いな。
食べ終わって、しばらく寝る。椅子が平らになるので快適。
1時間ちょっと寝たところで目覚めて、また仕事を開始。何しろ行った先でやる授業のスライドがまだできていないのだ。基本的には手持ちの授業スライドを組み替えて内容を英語にするだけなのだが、結構時間がかかる。今回の授業時間も変則的なので（1日に2回授業があり、片方が1時間でもう片方が1時間半とか）、どうまとめていったものか見当がつかない。まあ何とかなるか。
日本時間で19時頃、「リフレッシュメント」と称して軽食がでる。ミートボールみたいな奴（中身は肉ではなくて豆腐のような気がする）、サンドイッチ、タルト、フルーツ。ミートボール奴は見かけによらず辛い。タルトは甘い。この後もらった紅茶は渋い。スモークサーモンはしょっぱい。全体的においしいが、腹が減っているのかどうかよくわからない感じになった。
その後もう少し仕事をして、日本時間21時ぐらいに休憩。日記を書く。
自分の前のモニターをずっとマップにしていたのだが、ふと気がつくと、まだ成都のあたりを飛んでいる。隣の席もマップだったのだが、そこだともうインドに入っている。一度マップに入ると更新されないのか、もしかして。さすがだなインド。
講義スライドはだいたいできたのだが、最後に試験をしなくてはならない。この内容で試験をしたことがないので（4年生とか大学院の講義だとレポートが多い）、どういう試験をしたらいいか悩む。
現地時間18時半（日本時間22時）ぐらいにデリー空港に到着。デリーの気温はそれなりに高いが、暑いと言うほどではない。
延々歩いて入国審査へ。入国は特に問題なく、荷物受け取り前に円を3万円ほどルピーに両替。1ルピーが2円を超えている。両替するのに日本での住所とかを書かされる。
荷物は無事出て、到着ロビーへ。到着したところでホテルの送迎係が名前を持って待っているはずなのだが、見あたらない。外にいるのかなと思って、外に出てみる。外にも迎えの人がたくさんいて名前を掲げたりしているが、私の名前はない。どうしようかな。
迎えが用意されていなければタクシーを使うのだが。やっぱり中にいるのかと思って戻ろうとしたら、警備のおっさんに止められる。一度外に出ると、中には戻れないのだ。
しばらく待ってみたがそれらしい人は来ないので、やむを得ず今回のアレンジをしてくれた在インド日本大使館の人に電話。ホテルの電話番号を教えてもらって、そちらにも連絡してみる。周りがうるさいのとインド英語なので、ホテルの人が何を言っているかさっぱりわからなかったが、迎えの人がすでに来ていること、あまり動かずに待っていた方がよいことはわかったので、その場で少し待つ。
結局トータルで40分ぐらい待ったが、係の人がようやく登場。ホテルの看板だけを持っていて、特に私の名前を掲げているわけではなかったので見逃してしまったようだ。何はともあれ、ホテルの送迎用バンでホテルまで。
途中の道はスモッグだか霧だかで煙っている。スモッグなら北京以上のひどさ。ハイウェイでは、なぜか手ぶらで歩いている人とか、道ばたで集っている人、自転車でふらふらしている人などがいる。
5分ほどでホテルに到着。ホテル入り口にはセキュリティゲートがあって荷物検査をするが、本気度は低そう。ともかくチェックイン。
部屋はそれなりに豪華。なぜかテレビの外部入力端子が机のところにある。
時間は20時半ぐらいだが、ここで改めてレストランとかに行く元気もないし、持ってきた食料を減らしたいので、持参したカニ雑炊とかで軽く夕食。
その後シャワーを浴びて、22時少し前に寝る。
前の日へ 目次へ 次の日へ